もうすぐ節分!ということで、子ども達に節分テーマのお家遊びを用意しました。
今回の目的は「お箸の練習」と節分を身近に感じてもらうことです。節分テーマの絵本と一緒にご紹介したいと思います。
節分テーマのおうち遊び
お箸練習
4歳ひめのお箸をいつも羨ましそうに見ている2歳ぽぽ。クリスマスプレゼントにひめがお箸をもらったので、ひめのお箸をぽぽに譲ることにしました。
お箸の練習に使うのは、ダイソーの「シリコンおはしサポーター」。
ぽぽが大好きな「くまさん」がありました。
そして、DIYした鬼の口。
厚紙に折り紙を貼り、顔を描いて空き箱にはり、口の部分に穴をあけました。
ひめには以前DIYした「カラーひよこ豆」、ぽぽには「カラフルなポンポン」を用意しました。
口の中に入れた後は、箱の横側から豆やポンポンが出せる仕組みです。
まだ上手にはできないけど、初めてお箸の練習ができるのが嬉しいぽぽ。お姉ちゃんの豆にも挑戦していました。
お箸の持ち方はおかしいけど、ぽぽにはまだ正しい持ち方は教えていません。まずはピンセットのように持って、指先を鍛えてもらおうと思います。
お箸がまだ難しいお子さんにはスプーンやトング、ピンセットなどもオススメです。
お面作り
一年前は「鬼が怖いから節分しない!」とひめに言われ、全く何もしませんでした。
今年はそこまで怖くなくなったみたいで、「鬼のお面作りたい!」とやる気満々。
紙袋と厚紙、毛糸を使ってお面作りをして見ました。
豆の代わりにソフトボールを投げて鬼退治をする予定です。
私が被って鬼役をすると「やだ、やめて。こわい。」というぽぽ。可愛いです❤️
折り紙
最近折り紙も折れるようになってきたひめには、簡単な鬼とつのこう箱の作り方を教えました。折り紙が折れるようになると遊びの幅が広がりますね。
簡単な鬼とつのこう箱の折り方はこちらのサイトを参照しています。
節分テーマの絵本
節分にちなんだ絵本も2冊用意しました。こういった季節の行事に関する絵本が数冊あるととても重宝します。
おにたのぼうし
子どもの頃に教科書に載っていた懐かしい「おにたのぼうし」。
今も載っているのでしょうか?
「鬼が怖い」というひめのために、姉が「優しい鬼もいるよ。」とわざわざ日本から送ってくれたものです。
作:あまんきみこ 絵:いわさきちひろ
出版社:ポプラ社
あらすじ:節分の夜、どこの家でも豆まきをしていて小鬼のおにたは行くところがありません。ようやくみつけた豆まきをしていない家に飛び込むと、そこにはお母さんの看病をする女の子がいました。。お腹をすかせた女の子を喜ばせようとおにたは親切にしますが...
大人になってから読むと、なんとも切ない、そして考えさせられる絵本です。
おにたの言葉、
「にんげんって おかしいな。
おには わるいって、きめているんだから。
おににも、いろいろ あるのにな。
にんげんも、いろいろ いるみたいに。」
深い。
まだまだその深さを理解できる子ども達ではありませんが、もう少し大きくなったらもっと掘り下げて内容について話し合いたいと思う絵本です。
ちいちゃんとまめまき
2歳児が大好きな「ちいちゃんシリーズ」からの一冊。
こちらは単純な絵本なので、幼児に読み聞かせする節分の絵本としておすすめです。
ちなみに、お面作りはこの絵本の中でちいちゃんが作っているのを真似してみました。
「おにはーそと、ふくはーうち」と言いながら鬼に豆をまき、年の数だけ豆を食べる、という節分の流れが可愛らしい絵と話し言葉のシンプルな文章で描かれています。
特に説明的なことは描かれていませんが、楽しそうに豆まきをしている子ども達の様子や、お面作りをする中で、自然と節分という行事を理解できる一冊です。
わが家では1歳半くらいから「ちいちゃんシリーズ」は大人気で、何度も何度も読んでいます。
発行日が1983年なので、昭和の香りが溢れていますが、ほのぼのしていて癒されます。
最後に、
私から積極的に働きかけないと日本の文化は全く入ってこない海外生活。絵本の力も借りながら、少しでも日本文化を子ども達に伝えていきたいと思います。
当日は恵方巻きを食べながら、節分気分を味わう予定です。