海外の子どもの定番遊び「アイスパイゲーム(I SPY)」をご存知ですか?3歳〜5歳くらいのお子さんにぴったりな英語遊びです。
アイスパイゲームって何?
アイスパイゲーム(I SPY)というのは「あてっこゲーム」のこと。「I SPY」の後に、物の色や形、アルファベットの最初の文字などを言って、そのものが何かを当てる遊びのことです。
アイスパイゲームの遊び方
I SPY with my little eye something beginning with "A".
「A」で始まるものな〜んだ!
Is it an apple?
No, something that is small and move.
Is it an ant?
That's right!
正解がでたら、次の人が問題を出します。
アルファベットがまだわからない子には色や形で問題を出します。
I SPY with my little eye something that is the color "Blue".
「青い色」のものな〜んだ!
I SPY with my little eye something that is the shape of a "Circle".
「丸い形」ものな〜んだ!
アルファベットや色、形が簡単すぎる子には、フォニックス(Phonics)やライム(Rhyme)を試してみましょう。
I SPY with my little eye something beginning with the sound /s/.
sun/snake/sand/star/spider など
I SPY with my little eye something that rhymes with "bee".
tree/knee/tea/sea など
わが家ではドライブ中やハイキング中、子どもが飽きてしまった時にこの遊びをすることが多いです。 事前準備なしで、周りの風景を見ながら遊べるのがいいところ。言葉を覚えるのにもぴったりな遊びです。
アイスパイゲームのバスケット
アイスパイゲームのもう一つの遊び方が、アイスパイバスケット(I SPY BASKET)。
家の中にある細々したものをカゴに集めて、カゴの中にあるものでアイスパイゲームをします。
この遊びはもっぱら、アルファベットを覚えるための遊びですが、お家で手軽にできるのでオススメです。
アイスパイゲームの絵本
アイスパイゲームを題材にした絵本があります。
作:ジャネット・アルバーグ、アラン・アルバーグ
出版社:Puffin Books
発行年:1986年
絵本の内容:
イギリスの絵本作家、アルバーグ夫妻の作品。
「おやゆびトム」「シンデレラ」「3匹のくま」「ロビン・フッド」など、マザーグースやグリム童話でお馴染みの主人公たちが絵本の中に隠れています。
”Baby Bunting fast asleep.
I spy Bo-Peep."
のように全てのページで韻を踏んでいるのが特徴です。
とっても簡単な単語ばかりの短い絵本ですが、韻を踏んだ文章が心地よく、I SPYゲームが好きな子はハマってしまいます。結構しっかり絵の中を探さないと見つけれないので、2歳ぽぽにはまだ難しいですが、4歳ひめにはぴったり。
対象年齢は3〜5歳となっています。
絵も優しいタッチで、絵を眺めるだけでも楽しい絵本です。
海外子どもの定番遊び「I SPY」ゲーム。電車の中、バスの待ち時間、病院の待ち時間などちょっとした暇つぶしに、ぜひお子さんと英語遊びを楽しんでみてくださいね。