先日、2歳のぽぽとカブや豆の種を植えました。それ以来、種のある野菜や果物を見るたびに、「たねある〜!」と興味深げにしていたので、種遊びをしてみました。
なんの種?
普段食べているものでも、そのまま口に入れてしまうミニトマトなどはわからなかった子ども達。
アボカドの種は種類が違ったので、「違う〜!」と突っ込まれましたが(笑)種類によって種の色や形が違うのを学べるので、それもOK!としました。
「赤パプリカの種も食べれるかな?」と味見をしたり、バナナの種がとっても小さいことに気づいたり。
厳密に言うと、市販のバナナは改良されて種無しになっているので、種のようにみえる粒は、「種の名残」。
「これ植えたら、バナナがなるの?」という子ども達に、バナナの栽培の話をしたり、バナナが病気で絶滅するかもしれない話をしました。いつも何気なく食べているバナナを、この日は大事に食べる子ども達でした。
種に関する英語絵本
種を植えて、芽が出て、花が咲いて、、、といった過程を学べる、おすすめ英語絵本です。
本をこする、手を叩く、息を吹きかけるなど、絵本を読みながら、動作に関する英語も学べる参加型絵本。
”Press the seed."
"Clap your hands to bring the sun."
"Wiggle your fingers to add some waters."
"Tap the cloud."
種を植えてから花が咲くまでが、シンプルな文章と可愛らしい絵で描かれています。
とっても簡単で楽しい絵本なので、1〜2歳からおすすめです。
幼稚園〜小学校低学年におすすめなのはエリック・カールのこの絵本。
邦題は「ちいさいタネ」
秋、強い風が吹くと、花の種が飛ばされていきます。
たくさんの種の中に、ひときわ小さな種がひとつ。
飛ばされた種たちは、太陽に焼かれ、氷の山や海に落ち、砂漠に落ちてしまいます。
ようやく地面に落ちた種も、鳥に食べられ、ネズミに食べられ、子どもに踏み潰され...
たくさんあった種のほとんどが元気に育つことができませんが、小さな種だけは大きく成長し、見事な花を咲かせます。
種の一生を通して、季節の移り変わりと自然界の厳しさを学ぶことができます。
美しく味わいのある絵がとても素敵な絵本です。
以上、簡単にできるタネ遊びとおすすめ英語絵本でした。