りんごがふたつ

遊びと絵本と、ときどきモンテ

【時間を学ぶ】時計を読む ①

4歳半頃に子ども部屋に時計を導入してから、朝の6時、おやつの3時、夜の7時など、なんとなくよく使う時間は時計を見ればわかるようになっていたひめ。

でも、これまで時計の読み方をしっかりと教えたことはありませんでした。

 

5歳になってから、1〜100までの数字を言えるようになり、大きい数の理解が進んできたので、時計の読み方を教えることにしました。

 

今日は、「初めての時計の読み方」のお話です。

 

f:id:sichigoichie:20210630204908j:plain

最初の目標

  • 時計の針が1日で2周すること
  • 分が60まであること

用意したもの

f:id:sichigoichie:20210630204745j:image

  • 時計(分表示があるもの)
  • 時計のパズル(特になくてもいい)
  • 分ビーズ(DIY:モールにビーズを5個ずつ通した)
  • 丸くカットした色画用紙(12枚 x 2セット)

f:id:sichigoichie:20210630204749j:image

購入した時計には分表示がありましたが、英語表記で30分以降が35、40、45〜と表記されていないので、初めて教えるのには不向きでした。英語で教えるのには良さそう。 

Step 1

短い針が示す「時」は「1〜12」の数字で表すことを伝え、時計を見ながら、丸くカットした紙に数字を書き、糊で貼り付けてもらいます。

 

f:id:sichigoichie:20210630204741j:image

 

長い針が示す「分」は「分ビーズ」を置いて数えてもらい、丸くカットした紙に数字を書き、糊で貼り付けてもらいます。


f:id:sichigoichie:20210630204734j:image

このあと、Step2に進む前に、何時の時計の範囲がどこなのかを確認するアクティビティをするべきでした。

例:7時と8時の間に短い針がある場合、「それは7時○分である」ということを理解するために、「時間と時間の間を色分けする」など。

Step 2 

1日が24時間である(短い針が2周する)ことを理解してもらうために、1日のアクティビティーを書き出し、絵を描いて、時計の周りに貼り付けます。

 

f:id:sichigoichie:20210630204738j:image

 

夜が長いことに驚いた様子のひめ。

「そんなに長く寝てるんだ!」と衝撃だったようです。

Step3

モールで簡単に針を作り、時間を読む練習をする。


f:id:sichigoichie:20210630204754j:image

 

最後は、ひたすら練習です。

時計を見ながら、「今、何時?」と確認します。

 

7時50分など、短い針が8に近くなった時に、7時なのか、8時なのかがわからなくなるひめ。

我が家の時計は色分けされているのですが、それでもすぐには答えがでないようです。

 

針が中間にあるときの時計の読み方をもっと練習して行こうと思います。

 

その後は、

  • AM、PM
  • 何分後、何分前(何時間後、何時間前)
  • デジタル時計

と進んで行く予定です。

最後に、

「時間の概念を理解する」という壮大なプロジェクトに手をつけた5歳。

過去はすべて「きのう」、未来はすべて「あした」と言っていた2歳の頃が懐かしいです。

 

とは言っても、5歳児の時間の概念はまだまだ未発達。

時計が読めるようになっても、抽象的な概念である「時間の概念」を本当の意味で理解できるようになるのは7〜10歳頃だそう。 

 

時間に追われず、ゆったりと過ごしたい幼少期。

 

時計が読めると便利だけど、

焦らず、じっくり、ゆっくり、

少しず〜つ伝えて行こうと思います。