りんごがふたつ

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【容量の概念】5歳のための容量を量るセンサリープレイ

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近頃お料理に目覚めた5歳ひめ。

計量カップや計量スプーンで容量を量る機会が増えてきました。

 

でも、1カップ、1/2カップ、1/3カップ、1/4カップなどの容量の意味は理解していない様子だったので、「容量を量る」アクティビティをすることにしました。

 

容量を測る

今回の目的は、「容量を量る」という概念を意識すること。

そして、1/2カップが2回で1カップになる、など分数の概念を理解することです。

 

ml(ミリリットル)などの単位は難しいので、今回は教えませんでした。

「水のかさ」は小学2年生で習うようです。

お米を量る

ひとつめのアクティビティは、レインボーライスを用意しました。


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どっちがたくさん入る?

二つの大きさの違う容器を用意し、それぞれ、どちらがたくさん入るか予想してもらいます。

「予想する」のがとても大事!

予想することで、目的がはっきりするのと同時に本人のやる気も上がります。

そして、1/4カップの計量カップを使って何回入るか数えてもらいました。

 

ひめの予想通り、口の大きいサンドイッチ容器にたくさん入りました。

 

そのあとは、もっと大きな瓶に入れたり、違う容器でも試していたひめ。口が小さくても深さがある瓶にはたくさん入ることに気づき、「わぁ〜!こっちはもっといっぱい入った!」と目をキラキラ。

 

大人であればすぐにわかるようなことも、子どもにとっては大きな発見です。

 

実際に手を動かして体験することで、より理解が深まることを感じる瞬間でした。

1カップにするには?

1/2カップ、1/3カップ、1/4カップをそれぞれ何回入れれば、1カップになるか予想してもらいます。

 

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実際に入れてもらい、何回必要か数えます。

 

予想が外れて、「あれ〜??」という顔のひめ。

 

でも、しばらくすると、1/2カップは2回、1/3カップは3回、1/4カップは4回と、同じ数字になっていることに気がつきました。

 

そして、最後に「1カップがなくても、小さいカップがあれば量れるんだね。」とニッコリ。

 

そう。

それに気づいて欲しかったの。

 

水を量る

1週間後、今度は「液体を量る」アクティビティを用意しました。

 

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わかりやすいようにフードカラーで色をつけていますが、お水そのままでもだいじょうぶです。

 

1/2カップを使って水を量り、瓶に入れ、目盛りをつけてもらいます。


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それを二回繰り返した後は、一旦水を捨て、今度は1カップで量ってもらいます。


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1/2カップを2回入れた時の目盛りと同じになるのを確認して、「同じになった!!」と嬉しそうなひめ。

 

こんな単純なことも、子どもにとっては新鮮なんですね。

 

「実際に手を動かして確認する」ということの大切さをつくづくと実感します。

 

おまけ

「容量を量る」アクティビティのあとは、ポンポンを入れて、「すくう」遊び。

これまたとっても単純な遊びですが、子ども受け良し。


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3歳ぽぽに、と思って用意しましたが、ひめも楽しんでいました。

 

「容量を量る」という概念の理解を促しながら、センサリープレイ も楽しめるこのアクティビティ。簡単に用意できるので、ぜひ試して見てくださいね。

レインボーライスの作り方

ringo-2.com