りんごがふたつ

遊びと絵本と、ときどきモンテ

モンテッソーリ流 2歳のトイレトレーニング

2歳0ヶ月の次女ぽぽのトイトレをモンテッソーリ流に初めてみました。

 

決して「3日でオムツが取れる!」というタイプのトイトレではありませんが、モンテ流トイトレの方法や実際に試してみた途中経過です。

注:厳格なモンテッソーリ流トイトレではなく、わが家に合う方法で行なっています。

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モンテッソーリ流トイトレ

子どもの自然な成長に合わせて、あくまで子ども主体で行うモンテッソーリ流のトイトレは、トレーニング(しつける)ではなく、ラーニング(学ぶ)といいます。

注:トイトレの方が分かりやすいので、このブログではトイトレと呼ばせていただきます。

トイトレ前の下準備

本来なら子どもが誕生してすぐから、語りかけなどを通じて少しずつ進めるモンテ流トイトレ。

 

1歳頃から自分の体に興味を持ち始め、トイレについてくるようにようになったら、大人がトイレに座っているところをみせ、トイレで何をしているか教えてあげましょう。

 

トイレの絵本を見せて、トイレに親しみを持たせておくのも効果的です。

 

わが家の2歳ぽぽ

わが家では1歳半ころからトイレの絵本を用意しました。

 

4歳長女がトイレに行くたびに、ぽぽはくっついて行っていたので、自然に下準備ができていたかと思います。

 

1歳10ヶ月頃からはトイレに座りたがる素ぶりを見せていたので、補助便座をトイレに用意し、本人が座りたがる時だけ座らせていました。

 

トイトレスタート直前頃は、おむつを替えるのを嫌がり、「トイレで取り替えるならいいよ」という状況。本来ならもう少し早く始めても良かったかもしれません。暖かくなるのを待っていました(汗)

トイトレで準備するもの

「自分でする」を尊重する環境作り

子どもがトイレに興味を持ち始めたらするのが、トイレの環境作り。子どもができるだけ自分でできるように準備します。

 

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おまるか補助便座

1歳代の低年齢から初める場合は、おまるを使うことが多いようですが、わが家では「おまるは面倒そう..」という、全くもって大人都合の理由で補助便座一択です。

 

長女の時から使っているIKEAの補助便座

 

色は好みでないけど、

  • 一体型なので隙間がなく洗いやすいし丸洗いできる
  • 子どもでも設置しやすい
  • 座りやすそう
  • 壁のフックに引っかければ邪魔じゃない
  • 安い

とかなり満足な商品です。

 

ステップ

おまるであれば必要ありませんが、補助便座を使う場合は必須のアイテム。

子どもが自分で上り下りでき、子どもが座った時に足が届くものを選びましょう。

 

わが家ではこれまたIKEAのステップスツール

 

安定性があって、2歳児の足もしっかり届きます。はしごにはなっていませんが、上り下りも問題なく出来ています。そして、ステップの下段に座って着替えるとスムーズ。床に座って着替えて欲しくないので、一石二鳥です。

 

替えの下着を入れたバスケット

替えの下着を入れる場所もトイレの中やそばにあるととても便利。濡れてしまったら、ここから自分で持ってきて着替えます。

 

絵本が大好きなので絵本もバスケットに入れて、トイレに行くのが楽しくなるようにしています。必須アイテムではありませんが、トイレに行くのに慣れるまではあると重宝するかもしれません。

トレーニングパンツは必要?

わが家には長女お下がりのトレーニングパンツが2枚ありますが、トレパンは乾きにくいし、結局漏れるので、綿パンを使っています。

 

本人なりにお気に入りがあって好きな柄のパンツしか履きません。

 

新たに下着を買おうと考えている方は、子どもが好きな絵やキャラクターのパンツを買ったり、本人と一緒に買い物に行って選んでもらうと、やる気がアップすると思います。

(長女のときはその作戦で、トイトレやる気ゼロのトイトレをスタートできました。)

おしりふき・雑巾

これは超必須アイテム。雑巾かなり使います。

 

子どもの好きなもの

子ども目線に絵を飾っています。子どもの好きなものならなんでもOK。座った時に見える位置に飾ってみてください。

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汚れた物を入れるバケツ

濡れた下着や雑巾を入れるバケツを用意しています。自分で脱いで、ここに入れてもらいます。

モンテッソーリ流トイトレの心得

トイレタイムをルーティンに組み込む

起床後、外出前、帰宅後、ご飯の後、お昼寝の前など、子どもの生活ルーティンに合わせて、トイレに行く時間を設けます。

 

1時間に1回程度の頻度でトイレに連れて行くといいそうですが、わが家ではその頻度だと行ってくれないので、2時間に1回程度で連れて行っています。

「トイレに行きたい?」と尋ねない

「トイレに行きたい?おしっこでる?」と聞いても、「NO!」と答えるのが幼児。

尋ねずに、「トイレに行く時間だよ。」と連れて行くのが正解。

これは本当に効果的。この心得を忘れて尋ねると「でない!いかない!」となる率が高いので、尋ねないのがベストです。 

無理やりトイレに連れて行かない 

無理やり連れて行くと、トイレ=嫌なもの、という意識が出来てしまうので無理やり連れて行くことはしないようにしましょう。

決して怒らない&褒めすぎない

トイレに行くのはとっても自然な行為。それを特別なことにしないために、怒ったり、褒めすぎたり、ご褒美をあげたりしない、というのがモンテ流。

 

でも、わが家ではご褒美シールしてます。そして「やったね!できたね!」とめちゃくちゃ褒めています。本人は「でた〜!!」と嬉しそうだし、その喜びを分かち合いたいので、ここの心得は目をつぶってます💧 

 

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モンテ流には反しているけど、ご褒美シールは本人的にはとても嬉しいようで、シールを見にトイレに行っています。

 

シール作戦は長女の時も大成功だったので、モンテ流にこだわらない方には声を大にしてオススメします! 

子どもの遊びを邪魔しない

トイレタイムの時間になっても子どもが遊んでいたら、その遊びを邪魔せず、終わってから声かけをしましょう。 

間に合わなかったときの対応

慌てたりせず落ち着いて対応し、恥ずかしいと思わせないことが大切です。

「おしっこで濡れてるね。パンツを取り替えようね。」と言うだけで、間違っても怒らないようにしましょう。

着替えるのも本人のペースに任せ、決してせかせず、本人が手伝って欲しいと行った時や、できなくてイライラしているときだけ手助けするようにします。

 

その他の声かけの例としては、

「大丈夫。間に合わないこともあるよ。一緒に拭くのを手伝ってくれる?」

「間に合わなかったね。今度はおしっこしたくなったらトイレに走って行こうね。」

「今度はきっとトイレに間に合うと思うよ。」

など、あくまでポジティブに感情的にならないような声かけを心がけましょう。

 

とは言っても、おしっこが家具の下に流れて家具を動かさなければならない時や、声かけしたのに行かなくて間に合わなかった時なんか、ついイライラした態度を取ってしまうこともあります(反省)

 

そんな時、子どもは敏感に感じ取っているので、親の言動はとても大事だなと感じます。

 

帰ってきた夫に話をする時に「今日は何回失敗した。」と話すとがっかりした顔をしていることに最近気づき、「今日は何回成功した。」と本人の前では成功した話だけをしようと反省しました。

モンテ流じゃないけど、とっても役に立つ絵本

オーストラリア限定になってしまいますがトイトレにとっても役立った絵本です。

Toilet Time という絵本で本屋さん以外にもKmartやBIG Wに置いています。

 

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絵本の他に、シール用壁紙、トイトレガイドが付いていて初めてトイトレを始める方に本当にオススメです。


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長女の時に購入した絵本ですが、今回も大活躍。トイトレを始める前までは「Are you a big girl?」と尋ねると「No!」と言っていたぽぽですが、今では「Yes!」というようになりました。

 

男の子バージョンもあります。

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Photo from Kmart

わが家のトイトレ2週間の様子

トイトレ開始当初

トイトレを始めた当初は「なにこれ?みず?」という感じで、足でパシャパシャと足踏みをして遊ぶ始末😓 最初の5日間くらいはほぼ成功なしでした。軽い気持ちで初めたことを若干後悔する垂れ流しぶり。

 

トイトレ1週目

初めて成功したのは旅行に行く日。「でた〜!!」ととても嬉しそう。私も感動😭 でも、2泊3日の旅行中はトイトレを中断。なんで旅行予定があるのにトイトレを初めたのか...

旅行から戻り、再び再開しました。

 

トイトレ2週目

トイトレ2週間後の今は、トイレに連れて行けば自分で用を足せるようになってきました。

自分でトイレに行って成功することも何度かありますが、まだトイレに間に合うように止めておく、という意識は出来ていないようなので、もう少し時間はかかりそうです。

 

本人は、「ぱんちゅがいい。」とオムツよりパンツを履きたがるので、外出時もパンツを履かせ、そのうえから紙おむつか布おむつをつけています(短時間の外出の場合は布パンツのみ)。外出先でもトイレを使いたがるので(出ませんが)、トイレを使いたいという強い意思があるのかなと思います。

 

トイトレで必要なのは、忍耐。

どれだけ早く学ぶかは子ども次第。

できるだけ自然にまかせて、気長〜に待ちましょう。と、自分にも言い聞かせてます。

 

トイトレ のその後を更新しました

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