おうち英語を実践していると、きっと聞いたことがあると思う「フォネックス」。
今日は、オーストラリアの小学校で行われている「フォネックス」の教え方をご紹介します。
フォネックス最初の26音
イエローカード
まず初めに教えるのは、この6つ。
"Apple" の A/a
"Itchy" の I/i
"Tiger" の T/t
"Pop" の P/p
"Nose" の N/n
"Snake" の S/s
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ブルーカード
次がこちらの6つです。
"Hot" の H/h
"Rabbit" の R/r
"Car" の C/c
"Egg" の E/e
"Dig" の D/d
"Mix" の M/m
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グリーンカード
その次がこちらの6つ。
"Octopus" の O/o
"Glasses" の G/g
"Book" の B/b
"Lip" の L/l
"Up" の U/u
"Five" の F/f
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レッドカード
最後はこちらの8つです。
"Box" の X/x
"Zip" の Z/z
"Jet" の J/j
"Quack" の Q/q
"Wind" の W/w
"Yell" の Y/y
"Kangaloo" の K/k
"Violin" の V/v
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これで、最初の26音が終了です。
Blending(合成) と Segment(分割)
この音を教えた後は、
Blending(ブレンディング)と Segment(セグメント)の練習です。
この練習を繰り返すことによって、「読む、書く」ということがスムーズにできるようになってきます。
Blending(ブレンディング)の練習方法
単語の音を区切って、ひとつずつ発音し、子どもに聞かせる。
例:jam であれば、j-a-m と発音する。
子どもは聞いた音をつなぎ合わせて、’jam’ と答える。
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Segment(セグメント)の練習方法
子どもに絵カードを見せ、その単語の音を分解して発音してもらう。
例:ジャムと言い、子どもに j-a-m と発音してもらう。
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家庭での学習
「音素の練習・ブレンディング・セグメントの練習は、家でもしてください」と、宿題が出されました。
こちらは「1学期中に覚えて欲しい」と言われた単語の一覧表です。
移動アルファベット
家では、より視覚効果が高くなるように、移動アルファベットも使っています。
モンテッソーリ教育では、「書く」ことがまだできない子が使う教具ですが、「書く」ことができるようになった今でも、まだまだ健在です。移動アルファベットに関しては後日別記事にします。
ひとつひとつの文字を置いていく作業が楽しいのか、一旦始めると単語カードがなくなるまで没頭しています。
英語が母国語ではない場合
この音素・ブレンディング・セグメントの練習は、まず英語の単語を知っていることが前提になるので、英語が母国語じゃない場合は、絵や写真を見せながら、単語を覚えてもらう必要があります。
単語を覚えてから、練習するとより効果的だと思います。
最後に、
以上が、プレップに入学してから1学期にひめが取り組んだ「フォネックス」でした。
2学期の現在は、2文字で構成されるフォネックスを学んでいるようです。
読める単語や書ける単語が増えるのが嬉しいひめ。学校に行くのが楽しくてしかたないようです。
今後もオーストラリアの小学校の英語勉強方法を、少しずつブログに残していこうと思います。