りんごがふたつ

遊びと絵本と、ときどきモンテ

【おうち英語】フォネックスの教え方 (最初の26音、ブレンディングとセグメント)

おうち英語を実践していると、きっと聞いたことがあると思う「フォネックス」。

 

今日は、オーストラリアの小学校で行われている「フォネックス」の教え方をご紹介します。

 

フォネックス最初の26音

イエローカード

まず初めに教えるのは、この6つ。

 

f:id:sichigoichie:20220513124208j:image

 

"Apple" A/a 

"Itchy" I/i 

"Tiger" T/t 

"Pop" P/p 

"Nose" の  N/n 

"Snake" S/s 

 

 
 
 
 
 
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ブルーカード

次がこちらの6つです。


f:id:sichigoichie:20220513124218j:image

 

"Hot"   H/h 

"Rabbit" R/r 

"Car"  C/c

"Egg"  E/e 

"Dig"  D/d

"Mix"   M/m

 

 
 
 
 
 
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グリーンカード

その次がこちらの6つ。


f:id:sichigoichie:20220513124212j:image

 

"Octopus"  O/o 

"Glasses"  G/g 

"Book"  B/b 

"Lip"  L/l 

"Up"  U/u 

"Five"   F/f 

 

 
 
 
 
 
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レッドカード

最後はこちらの8つです。


f:id:sichigoichie:20220513124215j:image

 

"Box"  X/x 

"Zip"  Z/z 

"Jet"  J/j 

"Quack"  Q/q 

"Wind"  W/w 

"Yell"  Y/y 

"Kangaloo"  K/k 

"Violin" の  V/v 

 

 
 
 
 
 
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これで、最初の26音が終了です。

Blending(合成) と Segment(分割)

この音を教えた後は、

Blending(ブレンディング)と Segment(セグメント)の練習です。

 

この練習を繰り返すことによって、「読む、書く」ということがスムーズにできるようになってきます。

 

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Blending(ブレンディング)の練習方法

単語の音を区切って、ひとつずつ発音し、子どもに聞かせる。

 例:jam であれば、j-a-m と発音する。

 

子どもは聞いた音をつなぎ合わせて、’jam’ と答える。

 

 
 
 
 
 
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Segment(セグメント)の練習方法

子どもに絵カードを見せ、その単語の音を分解して発音してもらう。

 例:ジャムと言い、子どもに j-a-m と発音してもらう。

 

 
 
 
 
 
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家庭での学習

「音素の練習・ブレンディング・セグメントの練習は、家でもしてください」と、宿題が出されました。

 

こちらは「1学期中に覚えて欲しい」と言われた単語の一覧表です。

 

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移動アルファベット

家では、より視覚効果が高くなるように、移動アルファベットも使っています。

 

移動アルファベット

 

 

モンテッソーリ教育では、「書く」ことがまだできない子が使う教具ですが、「書く」ことができるようになった今でも、まだまだ健在です。移動アルファベットに関しては後日別記事にします。

 

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ひとつひとつの文字を置いていく作業が楽しいのか、一旦始めると単語カードがなくなるまで没頭しています。

英語が母国語ではない場合

この音素・ブレンディング・セグメントの練習は、まず英語の単語を知っていることが前提になるので、英語が母国語じゃない場合は、絵や写真を見せながら、単語を覚えてもらう必要があります。

 

単語を覚えてから、練習するとより効果的だと思います。

最後に、

以上が、プレップに入学してから1学期にひめが取り組んだ「フォネックス」でした。

 

2学期の現在は、2文字で構成されるフォネックスを学んでいるようです。

 

読める単語や書ける単語が増えるのが嬉しいひめ。学校に行くのが楽しくてしかたないようです。

 

今後もオーストラリアの小学校の英語勉強方法を、少しずつブログに残していこうと思います。