りんごがふたつ

遊びと絵本と、ときどきモンテ

「大きい、小さい」はいつからわかる? 大小の概念の獲得

1歳11ヶ月頃から「おーちい、ちいちゃい」と「大きい・小さい」という言葉自体を話し始めた次女ぽぽですが、実際に大小の概念を持ち始めたのは2歳を過ぎてからです。

 

一般的に2〜3歳で獲得されるとされる「大きい、小さいの概念がわかること」

 

今日は、そんな「大小の概念」がわかるようになるのにおすすめな絵本やおもちゃ、遊びのお話です。

 

「おおきい、ちいさい」言葉の獲得

「大きい、小さい」がわかるようになるには、まずは言葉を覚える必要があります。

 

日々の会話のなかで、

 

「あのバスは大きいね。」

「あの車は小さいね。」

 

沢山お話しすることがひとつ。

 

そして、もうひとつが絵本。

絵本の中にも「大きい、小さい」を学べる要素が沢山あります。

おすすめ絵本

中でもおすすめがこの絵本。

 

 おおきい ちいさい

 

 (作:元永定正)

 

 

単純な抽象画と「おおきい、ちいさい」しか書かれていないのに、ぽぽがハマりにはまった絵本です。

 

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日本で保育士をしている妹が送ってくれたのは、ぽぽが1歳半くらいのときでした。届いたその日は、なんと20回くらい繰り返し読み(読まされ)、それ以来ずっと愛読しています。

 

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2歳を過ぎてからは、自分で「おーちい、ちいちゃい」と言いながら絵本をめくっている姿をよくみるようになりました。

 

「大きい・小さい」の言葉はこれで覚えたと言っても過言ではない一冊。

大きい順に並べる

「大きい、小さい」が分かるようになると、今度は大きさ順に並べることができるようになります。

 

普段の会話の中では、

 

「中くらい」

「一番大きい」

「二番目に大きい」

「一番小さい」

 

など、大きさの順番を具体的に伝えるといいそうです。

 

「これっくらいの、お弁当箱に♪」の歌も効果的。

多分知ってると思うけど、一応歌のリンク「おべんとうばこのうた」

 

おすすめのオモチャ

大きさ順に並べるのにおすすめのおもちゃです。 

レインボーアーチ

大小の概念を感覚的にレインボーアーチ

1歳後半〜2歳前半にかけて、ひたすら重ね、重ね終わったら、別の場所にひとつひとつ移動させてまた重ねる、という遊びをしていました。

 

 

 

マトリョーシカ

しばらく簡単には会えないから、と日本の母が送ってくれたロシアのマトリョーシカ。

開けては並べて、また重ねて入れて、、、とぽぽがハマっています。

飾っておいても素敵なマトリョーシカ。

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もうひとつ買うなら可愛すぎる「トトロのマトリョーシカ」 。トトロファンにはたまらない!

 

 

コップ重ね(スタッキングカップ) 

大きさ順に重ねて積んで遊ぶ以外にも、お風呂やビーチで使ったり、おままごと、小さな葉っぱや石を拾ってきたものを入れたり、何かと使える嬉しいやつ。お値段もお手頃なのでワンセットもっていると長く使えます。

 

 

 

 

順番に並べる遊び

ひめのワークブックから切り取って簡単に用意したのがこの遊び。


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今のぽぽ(2歳9ヶ月)にピッタリだったようで、なんども繰り返し遊んでいました。

同じ形・色のものを用意するのがポイントです。

量の概念

これから算数を学ぶ時に大切になってくる『量の概念』

 

「大きい・小さい」だけでなく、「長い・短い」「広い・狭い」など量を表す言葉を日々の生活の中でたくさん使って、遊びを通じながら量の概念の発達を促していけたらと思っています。