りんごがふたつ

遊びと絵本と、ときどきモンテ

【モンテッソーリの文化教育】クジラを学ぶ (3〜5歳)

クジラの動物フィギュアを購入してから、突如としてクジラブームが訪れたわが家。

クジラは何を食べるのか?どこにすんでいるのか?など相次ぐ質問に応えるべく、この数週間はクジラに関することを学ぶ日々でした。

 

わが家で取り組んだ「クジラを学ぶ」アクティビティをまとめて見たいと思います。

 

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クジラの種類

クジラの種類には My MEGA Bundles というサイトのものを印刷して使うことにしました。

※クジラのテーマはメール登録だけのフリー素材でした。その時々によってテーマが変わります。

 

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それぞれの名前を覚えた後は、それぞれの背びれの大きさの違いを確認しました。

クジラの名前については、多すぎると混乱するかな?と思い、ザトウクジラ以外は英語のみで進めました。

クジラの形態

わが家の動物フィギュアがザトウクジラだったので、ザトウクジラを参考にしながら、クジラの形態を学びました。データは、My MEGA Bundles のもの。

 

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英語の方は私も知らないものが多く、5歳ひめと一緒に調べながら進めました。

 

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後日、海でよくボートに乗っている義父(おじいちゃん)とクジラのお話ししていると、”Dorsal fin” が会話の中に出てきました。

 

「あっ、あれだ!」と分かってニッコリのひめ。

分かる単語が増えると会話についていける。私にとっても英語のいい勉強になります。

クジラの生態

クジラの生態については、ファクトシートを作ることにしました。ひらがなやカタカナを覚えたばかりのひめが、自分で読めるように簡単に作っています。

 

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どこに住んでいる?

世界地図のパズルをしたり、世界地図を見ながら、北極や南極の位置、それぞれの英語と日本語の読み方を覚えました。

 

クジラは年間を通して移動するので、「世界地理」へ発展するいい学びの機会です。

 

クジラの移動に合わせて、「日本」に行ったり、「オーストラリア」を通って南極に行ったり、またアフリカの海を通ったりと、世界の国の名前に興味が出てきたひめにぴったりでした。

 

何を食べるの?

オキアミやプランクトンなど聞いたことのない生き物なので、少し検索して調べたあと、Youtubeで実際にクジラがオキアミを食べている様子を観てみました。

 

口を大きく開けた時に、うねがびよ〜んと伸びるのに喜ぶひめ。

映像を見て確認できるって本当に便利ですね。

 

クジラの歌

求愛行動のひとつとして考えられているクジラの歌。実際にYoutubeでクジラの歌を聞いて見ました。

 

ひめの感想は「おもしろくない」...ちーん...

 

でも、いいんです。つまらないのも感想のひとつ。

雄大な映像は私が楽しんで見ていました。3歳ぽぽも楽しんでいましたよ。

 

学んだものはこんな感じで壁に掲示していました。

 

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クジラのステンシル

クジラの塗り絵を切り抜いたあとに残った紙を厚紙に写し取り、ステンシルを用意しました。

 

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線をなぞってクジラを描くのは3歳ぽぽが、絵の具を使って絵を描くのは5歳ひめが楽しんでいました。

 

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クジラのセンサリープレイ (感触遊び)

センサリープレイ が大好きなぽぽお気に入りの遊び。詳しくは以前の記事にまとめています。

 

ringo-2.com

ringo-2.com

クジラの英語絵本&図鑑

最後に、クジラに関する英語絵本&図鑑のご紹介です。

 

The Snail and the Whale

Julia Donaldson (著), Axel Scheffler(イラスト)

 

広い世界を見てみたい、小さなカタツムリが、大きなクジラに乗せてもらい、世界を旅するお話です。広い世界を見て、「自分はなんてちっぽけなんだろう。」と思ったカタツムリでしたが、クジラが浜に近づきすぎた時に、大活躍するのでした。

 

 

(対象年齢:3歳〜7歳)

 

クジラの学びを始めた頃に、こんな風にバスケットに入れて提示していました。

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絵本のイメージをひめがイラストにしてくれました。

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Whales: An Illustrated Celebration

Kelsey Oseid (著)

クジラの図鑑ですが、とにかく絵が美しい一冊。シロナガスクジラからアマゾンのカワイルカまでカバーされています。Amazonで試し読みができます。

 

 

 

以上が、わが家で取り組んだ「クジラのアクティビティ」でした。

今回触れなかったのは、捕鯨文化について。日本人なら触れずにはいられない捕鯨文化については、次の機会に学びたいと思います。