4歳頃から日常会話のなかで助数詞の使い分けをし始めたひめ。
それでも、「今日はキンディで4こお休みだった!」なんて言うので、そのつど「4人って言うんだよ。」と教えていました。
助数詞を正しく使えるようになるのはいつ頃だろうと思い、調べてみると見つけたのが、この論文「助数詞の獲得における認知発達、言語環境、そして文化の影響」
それによると、助数詞の体系だった説明が可能になるのは5歳後半からとされていました。
なので、これまでは日常会話で意識して会話するぐらいで特になにもしていませんでした。
ただ、圧倒的に日本語を使う機会が少ない海外生活なので、5歳後半になってもいまだ間違いが多い(汗)
これはまずい...
一旦整理して伝えた方がいいなと思い、「助数詞を学ぶアクティビティ」をしてみました。
助数詞を集める
まずは、紙に助数詞をいくつか書き、家の中から色々なものをあつめて、それぞれの助数詞の場所に置いてもらいました。
ただそれだけだとつまらなくてやってくれないので、「アナ雪の曲」を1曲かける間に、どれだけたくさん集められるか、というゲームにしました。
アナ雪マジック✨でノリノリで踊りながら集めてくるひめ。
写真は正しいところに置いていますが、最初はかなり間違っていました。
イレギュラーのものも教えるとすぐに覚えることができ、2回目は間違えずに置くことができました。
- うさぎは「わ」
- カメラは「だい」
音が変化する助数詞
1週間後に、今度は「数によって音が変化する助数詞」を確認するために、ひとつひとつ書き出してもらいました。
これもアナ雪音楽付きです。
ドリルだったら全然やってくれないのに、壁に貼るだけでやる気になる不思議✨
「にひき」に苦戦している様子...
「にぴき、にびき...」とブツブツ言いながら直していました。
「数の敏感期」にいるぽぽ(3歳5ヶ月)は数えるのが大好きなので、お姉ちゃんが集めたものを一生懸命数えていました。
覚えたい助数詞
一般的に日常で使われている助数詞は100くらいあるそうですが、全部を教えるのは難しいので、とりあえず6歳頃までに教えておきたいなと思った助数詞を一覧にしてみました。
- 人
- 個
- 本
- 枚
- 冊
- 匹
- 頭
- 羽
- 台
- 足
- 杯
- 粒
- 束
- 脚
- 軒
最後に、
助数詞を覚えるのって実際結構難しいよなぁと思いながら、オージー夫にどうやって覚えたか聞いて見たところ「丸暗記した」とのこと。
変化がたくさんあるし、助数詞の数もたくさんあるし、覚えるもの大変ですよね。
ただ、このアクティビティをしてから、正しく助数詞を使えるようになってきたので、ひめの中でも整理されてきたのかなと嬉しくなりました。
まだまだ日常で使う助数詞がたくさんあるので、少しずつ教えていければなと思います。