図形感覚を養うのに良いと言われる「タングラム」。大人も一緒に遊べる知育パズル「タングラム」の型を段ボールでDIYしたので、今日はタングラムをご紹介したいと思います。
タングラムって何?
タングラムというのは、正方形を7つに分けたピースで作るシルエットパズルのことです。
基本的に、大きな三角形が二つ、中くらいの三角形が一つ、小さな三角形が二つ、正方形が一つ、平行四辺形が一つで構成されています。
この7つのピースを使って、いろんな形を作る遊びがタングラムで、数百年の歴史がある古い遊びのひとつです。
子どもから大人まで遊べる
タングラムにはいろんな問題があるので、大人から子どもまで楽しむことができます。
7つのピースをすべて使うと難しいですが、ピースの数を減らし、4〜5個のピースを使うようにすれば、2歳の幼児でも遊ぶことができます。(1〜2個にすれば1歳後半からでも遊べるかも)
DIYタングラムの型
わが家にはタングラムがしばらく前からあったのですが、シルエット問題を印刷して渡すだけだと、子どもたちはあまり遊ばず、もともとついていた型にはめる遊びばかりしていました。
せっかくのパズルをもっと活用して欲しいので、作ったのがDIYタングラムの型。
実は、ずーーっと前から「くもんのタングラム」をほしいと思っていたのですが、今は日本に一時帰国できる状況ではないので、真似をして作ることにしました。
ちなみにこれからタングラムを購入するならぜったいこれがオススメ。
2ピースからの型(ガイドボード)も実寸大の問題集もついている。本当はこれが欲しかった。
タングラムの型の作り方
作り方はいたって簡単。
- タングラムを作りたい図形の形に並べて、段ボールの上に置き、型をカッターで切り抜ます。
- そのままでも使えますが、強度を増すためにもう一枚段ボールを用意し、型を抜いた段ボールを上に乗せて、ボンドで止めます。
- そのまま完成でもOKですが、型がわかりやすいように、型の中を絵の具で塗りました。しなくても全然OK。
年齢に合わせた型
わが家の4歳ひめには7ピース全部使った型を用意しました。
「家」と「魚」の型は簡単にできるようになり、「もっと難しいのがいい」と言われたので用意したのが、「大きな三角形」。
これはなかなか難しく苦戦していました。夫も苦戦。
でも、パチっとハマる感覚が楽しいのか、紙の問題ではほとんど遊ばないのに、この段ボール型枠では何度も壊しては作っていました。
最近、ジグゾーパズルにハマっている2歳ぽぽには、4〜5ピースを使う型を用意しました。
4ピースは難なくクリア。
5ピースで用意した「星」と「木」の型は苦戦して「できない!」と何度も投げ出しそうになっていましたが、ヒントをあげるとできるので、もうしばらく遊んでくれそうです。
POINT! 簡単すぎるとすぐに遊ばなくなってしまうので、ちょっと難しいくらいがちょうどいい。
すでにヨレヨレになってしまったDIYタングラムの型ですが、壊れるまでたくさん使ってもらおうと思います。
タングラムの問題は本当にたくさんあるので、お子さんが好みそうなものを見つけて、ぜひ作って見てくださいね。