先日、「イヤイヤ幼児に洗い物がおすすめ」というわが家の2歳児のお話を記事にしましたが、今日は、わが家の4歳児のお手伝いのお話です。
とにかく水と泡が大好きな幼児期をすぎて、すっかりお姉さんになった4歳ひめ。ちょっとした洗い物なんかは「えーやだ。」と言ってしてくれません(泣)
そんなひめですが、ちょっと言い方を変えるだけでやる気がでる方法があります。
4歳児におすすめのお手伝い。
その方法は、
全部まかせること。
「ちょっとトマト洗って」とか、
「お米研いで」とかじゃなく、
「トマト洗って、切って、盛り付けして。」
「お米測って、研いで、スイッチ入れて。」
までお願いすると張り切ってお手伝いしてくれます。
洗濯物を取り込むのも、
ぜーんぶ最初から最後まで自分でしたいのが4歳。
私が少しでも手伝うとイヤなようで、高いところにあって届かないものも、椅子を持ってきてとってくれます。
取り込んだ重い洗濯物を2階に運ぶのも全部自分で。
「手伝おうか?」と聞いても、「いや、いい。自分でする!」と一生懸命運びます。
見ているこちらがハラハラすることも多いですが、ひめの「自分で」という気持ちを大事にしようと、最近、私の中のバリアを取り払い、「まだ難しいかな」と思っていたことも積極的にやらせています。
例えば、火を使うのはまだ危ないと思いやらせていなかった調理。
スクランブルエッグを作るのも、「卵を割って混ぜる」という2歳児が満足するお手伝いだけでなく、「卵を割って、牛乳を入れて、混ぜて、フライパンに入れて、混ぜて、お皿に盛り付ける」という全てをお願いしています。
正直、火傷にはトラウマしかない私。
火を使わせるのはまだ怖いので、隣でしっかり見張っています。
先日のバレンタインデーは、「自分でする!」とケーキを作り始めました。
材料を測って、ボールに入れ、混ぜて、型に入れ、焼いた後は飾り付け。
オーブンへの出し入れは手伝いましたが、それ以外はほぼ1人で作ることができました。
飾り付けも自分でして、ケーキが完成! つまみ食いをした指のあとが...(汗)
帰ってきたパパには、
「ひめ、全部自分で作った!ママ手伝わなかったよ!」と自慢。
「ひとりで全部できた!」が嬉しくて、満足そうなひめのキラキラした目。
「任せてよかったな」と思う瞬間です。
子どもの限界を決めつけずに、簡単すぎず、ちょっと難しいことにチャレンジできる環境を作ってあげる大切さを改めて感じる4歳のお手伝いのお話でした。