海外のモンテッソーリ家庭のお家には必ず登場するウィーニングテーブルと椅子(Weaning Table and Chair)。わが家で使っているテーブルと椅子のサイズや使い方をご紹介します。
小さなテーブルと椅子
ウィーニング(Weaning)には「離乳の」という意味があり、離乳食が始まると使われる子どもサイズの小さなテーブルと椅子のことです。
一般的にダイニングテーブルで食事をするときはハイチェアが使われると思いますが、ウィーニングテーブルと椅子は子どもが自分で座ったり、立ったりして使うことができるので、子どもの自立を促すと言われています。
わが家の小さなテーブルと椅子
わが家の小さなテーブルと椅子は長女が1歳半の時に購入しました。
中古で購入したのですが、元々は保育園で使われていたもの。当時なかなかちょうどいいサイズのテーブルと椅子を見つけることができずにいたのですが、幼児にぴったりなサイズに感動しました。
わが家のテーブルと椅子のサイズ
テーブル:45cm x 45cm x 45cm
椅子: 座面高 25cm
1歳11ヶ月のぽぽと4歳2ヶ月のひめが座るとこんな感じ。
ひめには少し小さくなってきましたが、ぽぽはちょうど足が届くくらいです。
お座りが安定し始めた10ヶ月頃から座っていますが、最初の頃はアームがないので横に倒れていました。0歳から使うならアーム付きがおすすめ。1歳以降はアームなしでも安定して座れています。
市販の子ども用テーブルと椅子
日本
座る文化の日本の方が子どもテーブルや椅子は良質なものがたくさんあるなと思います。
キコリの小いす の座面高は17cm。アームも付いていて0歳児にぴったりです。
Kidzooの肘つきチェア は座面高さが2段階に調整できて座面高22cm〜25cmになるようです。
選択肢が多くて本当に羨ましいです。
オーストラリア
ここ、オーストラリアではこのサイズの椅子を見つけるのにとても苦労しました。
お手軽なお値段の家具といえばIKEA。
でも一番小さな子ども用椅子でも座面高は28cm。0歳児や1歳前半だと足が届きません。
IKEA Flisat Latt(テーブルと椅子2脚で$39.99というお値段はやっぱり魅力的)
IKEA Flisat Stoolも座面高は28cmです。
座面高28cmは0歳児や1歳の子には高すぎると感じます。
たった3cmだけど、小さな子どもには大きな3cm。
幼児用にするなら、座面高25cm以下がベストだと思います。
お値段が許すなら、MesaSilla Adjustable Chairは座面高19cm〜28cmまで4段階に調整できるので、0歳〜4・5歳くらいまで長く使えそうです。
小さなときはアーム付きになるデザインも素敵です。
わが家の小さなテーブルと椅子の使い方
食事の場所
おそらくわが家で一番よく使われているこの小さなテーブルと椅子。
わが家では基本的にキッチンに一番近い場所に置いています。子ども達が午前食(モーニングティー)、ランチやおやつ(アフタヌーンティー)を食べるときはこのテーブルを使います。
お庭やバルコニーで食べるときも小さくて軽いので簡単に持ち運べます。
お絵かきなどのアクティビティ
お絵かきをしたり、クラフトをしたり、動物を並べたり。テーブルの上で何か作業をする時にも。
キッチンでの踏み台
キッチンでお手伝いするとき、小さなテーブルはぽぽ、椅子はひめの踏み台になります。
お家ごっこなどの遊び
お家ごっこなどの遊びをするときにも使われています。この大きさと軽さが子どもにも扱いやすいのだと思います。
コーヒーテーブル(おまけ)
わが家にはコーヒーテーブルがないので、子ども達が寝た後はソファーの前に置いて、コーヒーテーブル代わりにしています。
オットマンもないので、テーブルの上にクッションを置いてオットマンがわりにもなっています。
子ども達が二人でクラフトなどのアクティビティをするには狭いのですが、この小ささが扱いやすくて幼児にぴったり。
ちなみに、テーブル天板には透明のテーブル保護シートを貼っています。お手入れが格段にしやすくなるので、特にアクティビティ用に使うなら保護シートを貼ることをおすすめします。
子ども用テーブルと椅子を検討している方の参考になれば幸いです。